パンの酸っぱい匂い 検索してみた3

自家製酵母を使って作るパンは、イーストを使って作るパンと比較して発酵時間を長くとる必要がある。生地に含まれるパン酵母の数が少ないからだ。そしてその発酵時間中にはパン酵母以外の菌も活動する。前回登場の乳酸菌もそう。

乳酸菌は色々あるが、ここではざっくりと

30℃~40℃で酸生成が最高に達するが、最適生活温度は40℃~50℃。

としておく。

パンに風味をつけ、適量であれば有害バクテリアの繁殖抑制、カビ発生の防止など良い仕事をしてくれる酸だが、過剰であれば有害で、パンの劣化を速めてしまうという。

 

一方、酵母が活動する最適温度は35~38℃。10℃以下では活動が低下し、55℃以上では死滅する。 

 
菌にとって居心地の良い環境は35℃前後ということだ。しかし経験から、8℃の冷蔵庫野菜室でも地味に発酵は進むと思われる。
野菜室の冷蔵庫でパン生地を入れた袋は時間を置くと二酸化炭素が充満し、生地も膨らむ。
一次発酵は20℃で10時間とか25℃で6時間、さらには12時間必要だから最適な捏ねあげ温度は春・秋25℃、夏20℃、冬28℃と書かれたサイトもある。通っている教室では、28~30℃で6.5時間前後が目安としている。また、「熟成」も目的に加えて冷蔵庫で発酵させるレシピも珍しくない。
 熟成とは、エイジングらしい。
 

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涼しいところで熟成中?
 
「熟成」という言葉が気になったので次回、検索してみる。