生マンゴー酵母のパン ⤵失敗

10日前に食べた台湾産のマンゴーの、本来なら捨てる部分で起こした酵母

液種の香りに若干の不安を感じながら元種を作り、継ぎ足し×2回を経て先ほどパンを焼いた。

 

バジルの酵母を使うと焼いている間からハーブのいい香りが部屋を埋め尽くす。ニンニク臭の無いイタリア!みたいな。

マンゴーは私を南国リゾートに連れて行ってくれるのかと期待していたが、焼きあがっても残念ながら休日モードは程遠かった。

粗熱が取れたところで息子と試食

 

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きっちり試食を味わってから

酵母がきつい感じ。すっぱい。もっと良いのができるはず」いつもながら冷静にコメントしてくれた。

 

かれこれ10年、お毒見役を半強制的にやっているがめったに否定的なコメントはしない。思いつく限りの言葉で感想を言い、好き嫌いは伝えるが、決してまずいとは言わない。でも今さら失 失敗なんて、こちらが申し訳無くなってしまう。

 

インスタントドライイースト使用で夕食後に菓子パンを作った。途中、生マンゴー酵母の反省会を。参加者1名。

 

酵母起こし2日目よりガスの発生がみられた。室温は25度程度で、高すぎない筈だが早い段階で瓶内の酸素を使いきり、アルコール代謝でエネルギーを作り出し、増殖を続けたのだろう。

もしかして、マンゴーの高い糖度が影響しているのだろうか。

酵母はアルコールに強いので、その発生自体は問題ないらしい。

しかし、アルコールが酢酸の元になり、増殖して、期待値よりはるかに高い風味をパンに付与してしまったのだろうか。

 

 やはり、鍵は温度か。

 

 

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やはり、ドライイーストは手軽だ。