アンデルセンエトランゼが好きになった
エトランゼ=見知らぬ人、外国からの旅行者、異国の人、
名前の由来は知らないが、そんな見知らぬ遠い存在には見えないしなにしろホッとする味だ。どちらかというとdomesticな感じ。
若いころは多分視界にすら入らなかったと思う。
フルーツやチョコレート、アイシングなど”ファンシー”なものがトッピングされているものに心ときめいていたころは。
しかし、このパンはカスタードシートを練りこんでいるのかと思うほどクリーミーでふんわりとしていて、卵と砂糖の混ざった味がする。
ある時、大人になって大分たってから何も考えず、期待もせず手に取り、食べてみたらちょっとうれしくなって小さく感動したパンだ。
作れそうな見た目だが、これは時々買って満足することにしている。