きのこパンを作ったことにする ーー ブリオッシュ失敗 

クロワッサンのレッスンで、先生が

「バターがはみ出てしまえばただのバターが多いパン 」になるとおっしゃったのが気になり、ブリオッシュにチャレンジすることにした。

 

20年ほど前に買ったル・コルドン・ブルーのお菓子の本にはブリオッシュ生地でパン・オ・レザンを作るレシピが載っていて、ずっといつか作ってみたいと思っていたが、カスタードクリームを用意する必要があるので今回は断念。

本のレシピでは粉の重量の50%のバターを混ぜ込む。40%ほどしかバターのストックが無かったので少な目になったが、捏ね始めはきちんと混ざるのか大いに不安だった。クロワッサン折り込み時の「バターが飛び出る「失敗の予感」と同じように。

 

卵が多く入るので最終的には乳化するのかなーと期待しながら捏ねた。イースト以外の材料はパウンドケーキと同じで、色も似ている。バターをいっそ攪拌して空気を入れてから生地に投入したほうが良かったのか?と思ったが、クロワッサンと違ってはみ出すことを気にせず(最初は特に勝手に飛び出し多発)捏ねた。軟らかい生地でいつものパン生地とパウンドケーキの間くらい。丸めるのも楽ではなかった。

他用事をこなしつつ、集中力が切れつつある中で迎えた成形。生地の1/3ほどで頭の部分を作る工程では、「味に大きな変化は生まれるのか」と都合の良い疑問が飛び出して、型に入れる時はすでにいびつな、ヨタヨタになってしまった。

 

 

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 かろうじて頭の形があっても埋もれているか横に倒れてしまった。

 ブリオッシュを焼いた気がしない。

 

 

 

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卵たっぷりきのこパンを作ったことにしよう。

が、夫からは「完璧なブリオッシュ」だと。ブリオッシュの形を知っているかは大いに疑問だ。

 

きのこと言えば、トリュフベーカリー。三軒茶屋店の前を通りかかったら、キャンペーンの告知をしていた。今週末、行く予定。