角食パンの発酵見極め
一時期いわゆる高級食パンを買って食べ比べをやってみたが、そこまでのお気に入りは見つからなかった。一番の原因は甘みが強いせいだと思う。
私もハチミツを入れたり練乳で甘さとミルキーさを出すが、甘さを主張するレシピではない。それこそ毎日食べても飽きにくく、色々なトッピングができるように。
レシピに全く不満は無かったが、大抵いつも2次発酵が行き過ぎてしまっていた。
時間オーバーの時もあるが、「型の一番上から○センチ下」と言うのにこだわっていたせいだ。型に入れて発酵させたパンは真ん中が大きく膨らみ、四方の角辺りの膨らみは少ない。
なんとなく今までは一番高いところが型の上から1-2㎝のところまで上がってから蓋を閉めて焼いていた。
結果、パンの一部が焼成中にはみ出てきた事もある。焼いている間に更に膨らむ事は分かっていたが、詰まり気味の重いパンになるのが嫌で、2次発酵を長く取り過ぎていたように思う。今回は出かける予定が迫っていたので低めで発酵を終わらせたら、なんと美しい角食パンが出来上がった。
次回から躊躇せずに低めで焼いてしまおう。
自家製天然酵母使用だと焼成中により膨らむと思うのは気のせいだろうか。