初!デニッシュ食パンを焼いた
昨日は朝から角食のおさらいをして、途中、あまりに発酵が遅いので諦めかけた。
最終的には高さが出て、クラストさっくり、クラムしっとりのパンが出来上がったが、失敗した時に備えて朝食用に別のパンを焼いた。
こういう状況だと、作りなれているパンが安心だが、週末で夜更かしが可能だったので、時間のかかるデニッシュ食パンに初挑戦した。
デニッシュやクロワッサンの生地は寝かせる工程があるので手間よりも時間がかかると思う。
夕食後だいぶ経ってから成形にこぎつけた。
カットした断面を上に向けて編み込むらしいが、これがなかなか難しい。
生地の形に対してこの型は若干無理がありそうだが、他に無いので仕方がない。
1時間半経過してもあまり膨らまない。やっと型の6割くらいまで来たところで、先ほどの角食がこの辺りで焼成したら完璧な高さに育った為、こちらの生地もここから焼成に入った。
残念ながら角食のようには伸びあがらなかった。
バターを織り込んでいるので重いのか。しかし、クロワッサンはいつも焼成中に高さが出て、食感は軽くなる。
深夜になってしまったのでまだ温かいうちにカットするという痛恨のミス。
案の定、つぶれてしまったが、それ以前に、織り込んだバターと生地が層になっていない。そう言えば、見つけたレシピは折り込み二回で、その間は生地を冷やさず、間髪を入れずに作業するものだった。
クロワッサンだと私は三つ折りを三回、都度冷蔵庫で30分ほど冷やしている。
今朝、家族に食べてもらったところ、美味しいが、せっかくバターを全面に出すなら(今回はカルピスバター使用)、王道のクロワッサンの方が良いとの事だった。
アルタイトの型を使う時は当面、食パンの研究に集中しようと思う。まだまだ発酵の見極めや焼き色に課題が残る。