春よ恋を使ってみた
ここ数年、パン教室の影響もあり、国産の粉に関心を持っている。
お菓子作りを始めた小学生の頃は知識もまた今のような選択肢もなかったのでスーパーで売っている粉を買い、20年以上当たり前のように使っていた。粉で出来上がりに大きく差が出るとつくづく実感したのはここ数年だ。
ある時、その名前に惹かれて「キタノカオリ」を購入した。パンの出来上がりがより好みに近くなり、以来ストックしている。なぜか黄色みが強く出る強い粉で卵を入れずに焼いても入れたような色に仕上がるが、食感と引き立つ粉の香りが最も好みだと今のところ思っている。未だ出会っていない魅力的な粉を探求したいという欲張り精神も忘れてはいけないと思いつつ。
「キタノカオリ」も人気が高いようで、好んで使っている知人が数人いる。そして店頭でも人気が高いらしいのが「春よ恋」。扱いやすく。フワフワもちもちに仕上がり、食パンに使うと耳までやわらかくできる、更に甘みがあると聞き、購入してみた。
自作の角食パン改良にトライしようかと思ったが、今日は今年一番の暑さだと言う。
オーブン使用時間を短くしたいので丸パンを作る事にした。
自家製天然酵母だと発酵に時間がかかり、一晩キッチンカウンターに放置することが多い。しかし今日はなんと2時間ですでに発酵が進んでいる。
4時間で一次発酵終了。
フワフワもちもちのパンが出来た。
照りたまをしたかったが、在庫の関係で卵は使わず、牛乳を表面に塗って焼いた。
フワフワな仕上がり。卵を塗った時より表面がカリッとしないようだ。
表面に何も塗らず。温度を下げて白パンにしたら「春よ恋」がもっと本領を発揮するかもしれない。
Opeちゃんには暑すぎるのかな。一日中ゴロゴロ。