加水率120％！！の食パン＠ジュウニブンベーカリー

春の自粛期間中だったと思う。車で玉川通りを走っていたらおしゃれなパン屋さんジュウニブンベーカリーができているのを見つけた。一瞬で通り過ぎたので店内は良く見えなかったが明るく華やかな高級感溢れる感じだった。

パン、ケーキ類、そしてお花も売っているおしゃれなお店で週末は通りがかると必ず店内はお客さんでにぎわっているようだった。

今日の午後、割と空いていたので入店してみた。

 

「365日」と同じ系列のパン屋さんとの事で並んでいるパンは「365日と日本橋」とも同じものが多い。そして同じくかなり小さめだ。日本橋高島屋で時々ランチ用に買うが、2つ食べても物足りないくらいサイズ…　見た目は美しく満足なのだが…

パンのショーケースの上に置いてあった3種類の食パンのうち、一つに目が釘付けになった。

「ジュウニブン食パン」

小麦粉10に対して水を12の割合で入れていると書いてある！

店員さんが寄ってきて3種類の食パンの説明をしてくれた。

「ジュウニブン食パン」は加水率が高くモチモチしているとの事。

そんなに入れてきちんと成形できることに驚いていたらにっこりされていた。

他はSTANDARDの水分量が8割のパン、RICHな水分2割でバターと卵がたっぷり入ったパンとの事だった。

１枚ずつ購入可能と言ってもらったので比較のためにそうしようかと思ったが、すでに別のパン屋さんで色々購入済みだったので「ジュウニブン食パン」のみいただいた。

いわゆるキメの細かい、フワフワな感じではない。

すごくしっとりとしていて都立大駅前のToshi Au Couer du Pain

のバゲットのクラムを思わせる。

フランスパンも加水率が高いからだろうか。

焼かずにそのまま食べたらモッチモチで準強力粉で作った菓子パン生地のような歯切れの良さは無い。噛んでいて美味しい！と思うパンだ。クリームチーズとあんずジャムをたっぷりのせたらさらに美味しかった。クラストの軟らかいフランスパンという感じだった。

軽くトーストしたらさっくりとした食感になってこちらも美味しかったが、がせっかくなので私は焼かずに食べたいと思った。自作は難しそうだからだ。

加水率70％越えの生地を成形して型に入れ、型の高さを超えるほど発酵させる自信が無い。

opeちゃんは連休疲れ？