ぶどうパン、クルミ入り@Johan
レーズンでは無い。
ぶどうパンと呼ばれていた昭和時代。
私は2歳の時始めて1人で祖母の家にお泊りしたのだが、パンが好きだと聞いていた祖母はさっそくパン屋に連れて行ってくれた。好きな物を沢山買ってあげようと楽しみにしていたそうだが、私が選んだのはたった一つ。しかも地味な見た目ぶどうパンであった。
祖母は見た目の可愛い菓子パンに目を輝かせ、好きなものを好きなだけ買えることに喜ぶ孫の姿を想像していたのだろう。
しかし私はブドウパンが当時から大好きで、実家では姉も妹も干しブドウが嫌いだったため、買ってもらえる頻度は少なかったと思う。だから私にはご馳走であった。
そんなことを思い出しながら、ジョアンでレーズンとクルミの入ったパンを買った。
生地はフカフカでところどころに入っているクルミの歯ごたえが楽しい。
ブドウパンとミルクティーの組み合わせが最高だと思っているのは私だけだろうか。