エシレバターでクロワッサンを作った(バターの比較1)
仕事帰りに何度も寄ってみるが、夕方の渋谷スクランブルスクエアのエシレ店舗ではバターも焼き菓子も毎回売り切れだ。丸の内のお店ではエシレで作ったクロワッサンにいまだ行列だと聞く。
絶賛されるものを一度食べてみたいという好奇心が沸き上がる。
しかし、選択肢が沢山ある東京で延々並んでからの購入となると、商品に対するクオリティーの基準値設定を自分で勝手にゆがめてしまう傾向がある。
味覚は人それぞれで食後の感想は超主観的なものだが、巷の感想と自分の満足度が大きく乖離していると並んだことによる時間のロスを後悔してしまうので行列を伸ばさないようにしている。並びながらワクワク楽しめたらもっと気楽に友人を誘って一緒に待つこともできるだろうが。
そこでエシレ150gを使って50%のクロワッサンを作る事にした。
リンゴ酵母
リスドォル
ゲランドの塩
きび糖
エシレバター
バター以外はいつもと同じレシピで作った。冷凍してあった明治発酵バターを使った生地も同時に焼成。
家族で食べ比べてみたところ、エシレの方がよりクリーミーだと結論付けた。
明治バターの生地は一度冷凍して一晩冷蔵庫で解凍するというプロセスがあったので、バターの種類以外、同一条件、というわけではない。見た目も生地が冷たかったのか、ふくらみが少なかったのでエシレの方がよりおいしそうに見えててしまい、感想に影響したかもしれない。
ただ、エシレの方が「脂っぽいわけではないけれど、脂肪分の円やかさが強い」気がした。
いよいよカルピスバターの存在が気になる。