初夏のクラフティとチェリーピットに感激した思い出

NY郊外に住んでいた時は独立記念日近くになると街が星条旗カラーに染まるので、お菓子作りもその影響を受けてブルーベリーとラズベリーアメリカンチェリーを使ったものを良く作った。

日本に戻ってからは、美味しい佐藤錦を大切に食べる時期と重なるのでアメリカンチェリーを買う機会が無かったように思う。

ましてや赤いラズベリーを線状に置いて独立当時の13州を、左上に青いブルーベリーを並べて下の白地が現在の50州を形作るAmerican Flag Cakeは思い出す事さえなかった。

 

知人から、近所のスーパーで売っているアメリカンチェリーはアメリカで食べていたものより格段においしいと聞き、それならばと買ってみた。

しかし、愚息は種を出すのがめんどくさいと手を付けなかった。そこで、悪くなる前に久しぶりにアメリカンチェリーと残っていたブルーベリーを入れたクラフティ―を作ってみた。

 

f:id:OPE:20200625220822j:plain

 タルト台を軽く焼いて、プリンのような生地を流し込み、フルーツをのせて焼く。

タルトと焼きプリントフルーツを一度に食べられてお得感がある。

 

 

 

 

 

15年ほど前に知人のアメリカ人宅でチェリーピットと出会い、使う頻度に疑問を感じながら購入した。しばらく放置していたがある時使ってみたら単純作業だが面白い。爪の中を赤く染めることもなくなり、ポンポン抜けるのが楽しくて買った当時は子供と一緒に夢中になり、好きではないチェリーパイまで作った記憶がある。

f:id:OPE:20200626223506j:plain

チェリーをのせてホチキスのように上下から軽く力をかけると見事に中の種だけが抜ける。

 

 

f:id:OPE:20200625220850j:plain

 

 もっとチェリーたっぷりでも良かったか。

タルト台はしっかり焼いてから生地を流し込むのが好き。