抹茶xダークチョコレート 初の試み

若い頃、今の半分程までの人生ではお茶スイーツブームは来ていなかったと記憶している。

実家に抹茶は無く、初めていただいたのは社会人になってからだ。紅茶以外のお茶を飲み慣れていなかった私にはちょっとで苦い飲みにくいものと言う位置づけで、洋菓子材料になり得るとは想像できなかった。

しかし今では抹茶使用のお菓子は多いし、海外でもmatchaは人気だ。アメリカの小学校で息子が好きなアイスクリームの種類を聞かれたとき、Green Tea Icecreamと言ったら先生に自分もMatcha Icecreamが好きだと言われたと驚いていた。

 

そういえば人生の半分以上前、アメリカ北東部の田舎で"Japanese Icecream"と言う名で目の前に出されたデザートがある。

見た目はどう見ても市販のバニラアイスだったが、細かく刻んだ生姜が混ぜてあった。

日本では生姜入りのアイスクリームを食べたことが無いと声を大にして言いたかったが、「生姜が日本代表って、それはちょっと…」とは切り出せず、Sweet&Spicy!!とだけコメントした記憶がある。

 

そんな息子に、治一郎の抹茶のガトーショコラをまた食べたいと言われた。

 

ネットでレシピ検索すると、抹茶に合わせるチョコレートは白が圧倒的に多い。緑色がきれいに出る為かと思われるが、香りもホワイトチョコレート使用の方が抹茶の風味が生かせるのだろう。治一郎でもホワイトチョコレートのようだ。しかし、息子には苦いチョコレートをガツンと混ぜてはどうかと言われ、ダークチョコレートでやってみることにした。

 

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170℃で25分ほど 焼くのでホワイトチョコレートでもしっかり色づくため、見た目はあまり変わらない。ホワイトチョコレート使用のレシピをダークチョコレートに置き替えただけなのでカカオの苦みも前面に出ている。

 

家族には大好評でちょっと驚いた。私はどちらかというとハイカカオより50%ほどの甘いチョコレートが好きなので、もう少し甘い方が良いと思ったのでバニラアイスを添えて食べた。

 

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ホワイトOPEちゃんと仲良し茶子ちゃん