自家製天然酵母の元種を《薄力粉で》1

夜中に足がつった。滅多に無いことなので驚き、一気に目が覚めた。

とりあえず気を落ち着かせようと牛乳を温めて飲んだが、もう一度つるかもしれないと緊張が続いた。しかし第二波?を待っているわけでは無いのでとりあえず生産性のある事をしようと、元種を仕込む事にした。仕込んでしまえば運良くその後ぐっすり寝ても翌朝起きる頃には冷蔵庫に入れる良い頃合だと思ったからだ。

 

眠れない夢をみて起きたのは予想通り6時間後だった。倍のボリュームになっている事を期待して台所へ行ってみると、高さはあまり変わっていないようだった。しかし底にはしっかり気泡が沢山できていた。

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いつもの発泡スチロールの容器に入れて6時間。何か違うなと思い、粉の容器を確認して驚いた。薄力粉のドルチェを使った形跡があったからだ。

リスドウルを使ったはずなのに。

寝ぼけていたわけでは無い。

同じ色、同じ形の容器に保管している為、よく見ずに薄力粉を使ってしまったようだ。

 

しかし、元種作りに薄力粉を使うのはダメなのだろうか。

灰分が多いから準強力粉を使ったり、ミネラルの多い全粒粉を私は元種起こしに使っている。

そして強力粉使用も一般的で私も時々使う。

強力粉、準強力粉、薄力粉は粉のタンパク質量の違いで分類されているが厳格な基準は無い。

 

そして何より気になったのは、元種作りにおいて、タンパク質の多さが問題になるのかというと所だ。元種作りにグルテン膜を作る作業は無いなら、タンパク質の少ない薄力粉を使っても問題ないのではと自分の不注意を傍に置いて思った。

 

元種ば培養を繰り返すので、次は薄力粉で続行するか、準強力粉にするか…