お米の強力粉を使ったらモチモチ感がすごかった
米粉を初めて購入した。
米粉という名称から、きっと製法は違うけど白玉粉や上新粉と同じだろうな、くらいに思っていた。
だからこちらの「お米の粉」「強力粉」「小麦グルテン配合」の文字を一つのパッケージに見つけた時は少々驚いた。
米粉にグルテンを添加してしまったら、小麦アレルギーの人たちが使えないではないかと。私は米粉は小麦アレルギーの人たちが安心してパンやお菓子を作る事ができる貴重なものだと思っていた。だが、今やお米が出せるモチモチ食感が人気だ。アレルギーの無い人も手軽に使って独特の食感を楽しむ時代になったのだろうか。
パッケージの裏には商品の米粉100%使用でパンを作るレシピが載っていた。
私はモチモチ食感も好きだが、パンが焼ける時の小麦粉の香りが好きだし、歯切れの良いサクッとした感じも好きだ。
試しに米粉60%、準強力粉40%で作ってみた。
米粉はサラサラしていて、少し水分が入りにくいと感じた。
イチゴ酵母の中種が少しゆるかったせいもあるが、いつも通りの水分量にしたら少し生地が扱いづらかった。
せっかくの米粉(入り)パンだから和食材と合わせたほうが良かったかもしれないが。今回はチーズパンにした。
60%の米粉がかなり仕事をしてくれた食感になった。準強力粉は影を潜めてしまった気がするほど、モチモチでさっくりした感じはなかった。
もちろん「パン」が焼ける時の香りは少なかった。これはこれで美味しい。柔らかく優しい米粉のモチモチ感が、焼きたてのチーズのトロトロ感ととてもよく合っていた。
モ
チモチ感を求めるなら準強力粉と混ぜずに使ってみたい。
そしてボリュームの出る最強力粉100%のパンとも比較してみたい。