chiyodaの焼き型に衝撃をうける マドレーヌ

去年だったか知人が、「お金を出せばワンランク上の腕前を披露できる」と言って千代田金属工業の焼き型を教えてくれた。

 

確かに手持ちの型の数倍の値段だった。必要な型は一通り以上持っているし、壊れてもいない。使い勝手は良いのか悪いのかわからないが、買い替える機会を失ったままだいぶ経ってしまった。

 

しかしここ数週間、色々調べているうちにどうしても使ってみたくなり、人生で一番作っているお菓子、マドレーヌの型を購入した。小学2年生でマドレーヌを作って以来、何度か型を買い替えているがここ8-9年は細長い貝型とコキール(ホタテ)型を使っている。バターを塗って強力粉をはたいても生地が型にくっつき、焼成後はしばらく水につけておかないときれいに洗えない。しかしそれは当たり前のことだと思い。毎回面倒な後始末を淡々とこなしていた。

 

そして今日、新しい型にさっとバターを塗り、粉ははたかずにマドレーヌを焼いてみた。

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生地が立ち上がっていると表現したくなるような出来栄え。角がカリッと焼けている。

 

比較のために手持ちのコキール型で同じ生地を焼いてみた。

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見た目の違いが歴然!

知人の言う通り、ワンランク上のビジュアルだ。なんか今までさんざん使ってきたコキール型がみすぼらしくさえ見える。いつもの出来栄えなのに。

 

chiyoda型で焼いた方は外側がカリッと、中はふんわり、そしてマドレーヌのおへそもしっかりできた。

 

すごすぎる。この型、全てのベーキング用に揃えたい。

これで焼けば角食も数段レベルアップするだろう。

 

しかし、残念なことに生産量が少ないのかなかなか手に入らない。

ネットでも在庫切れ続出だ。

 

今度見かけたらスリムパウンドと、1.5斤用の型を是非購入したい。