フィセル -- レモン酵母でハードブレッドを焼いた

 

カルピスバターを試したいと思いつつ、レモン酵母が最後になってしまったので、酵母の風味を満喫するために油脂、糖分の入らないリーンなパンを焼いた。

 

f:id:OPE:20200211083057j:plain

 

加水率は酵母の水分を入れて69%。ヴィエノワズリーの硬め生地に慣れているとべたつくので扱いづらい。

準強力粉、水、塩、レモン酵母のみで6.5時間ほど放置したら、かなり膨らんだ。天然酵母酵母だし、真冬の夜の台所だから発酵の進みは遅いと思っていた。しかし、Tシャツ&短パンで過ごせる事が快適温度だと信じている家族が一晩j中起きていた為、室温が高く比較的短時間で発酵したのだろう。さらにバターや砂糖が入らない生地なので、酵母が活動しやすかったのだろう。

25〜26㎝、150g前後のパンが焼けた。大きさからぎりぎりフィセルと呼ぼう。

「ひも」を意味するフィセルはもう少し細長いのかもしれない。諸説あるようだが、だいたい25~30cmほどの長さに成形されるようだ。

更に細長く棒状にしたものを「フルート」と呼ぶそうだが、家庭のオーブンではサイズ的に難しい。

 

まだまだ気泡が小さいが、クラスト軽めのフランスパンが焼けた。

クープの開き具合も上達させたい。